人それぞれ顔が違うように、胸にも個性があります。
胸は、よく女性らしさの象徴といわれ、それゆえに大きさや形などを気にして自信をなくしてしまう方は多く見られますが、本来は決して優劣を決めるようなものではありません。
と言っても、理想的な胸のイメージがある女性は多いでしょう。
中でもよく聞くのが、「もっと胸のサイズを大きくしたい」という声。
胸が小さいことで女性らしい丸みのあるボディラインにならなかったり、胸元の開いた服を着こなせなかったりといった悩みは、本人にとっては深刻なものです。
あなたの胸が小さい理由は、遺伝ではなく習慣にあるかもしれません。
女性ホルモンの分泌量が少ないorバランスが悪い
個人差はありますが、思春期から25歳前後の間に、十分に女性ホルモンが分泌されない人や、女性ホルモンのバランスを崩す人が胸の成長を妨げます。
主な原因は、生活習慣の乱れやストレス、過度なダイエットなどが挙げられます。
また、25歳を過ぎてからも、胸は女性ホルモンの影響を受け続けます。
女性ホルモンが胸の中にある乳腺という組織を成長させ、それを守るように脂肪がつくことで、サイズが大きくなることがあります。
姿勢が悪い
姿勢が悪いと、胸につながる血管を圧迫してしまい、十分に血液が行き届かなくなる可能性があります。
すると、本来血液に乗って運ばれるはずの栄養が不足し、老廃物の排出もしにくくなって、だんだんと胸のハリが失われていくのです。
サイズの小さいブラを付けている
姿勢が悪いのと同様に、胸を圧迫する小さいブラジャーをつけるのも胸への血行を悪くする原因になります。
カップ部分はもちろん、肩やアンダー部分も締めつけない、自分の体に合ったサイズのブラジャーを選びましょう。
食事の偏りや睡眠不足
食事が偏って必要な栄養を摂れていなかったり、睡眠時間が不十分だったりすると、女性ホルモンが正常に分泌されなくなることがあり、生理が止まってしまうと、胸のハリが失われて、しぼんでしまうリスクがあります。
また、栄養不足だけでなく、ストレスも女性ホルモンの正常な分泌を妨げる原因になります。